「セカンドオピニョン外来から見えてきたもの」/第95回 大阪QOLの会

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    「セカンドオピニョン外来から見えてきたもの」/第95回 大阪QOLの会

    takao.dr

    講 師:高尾 信太郎  先生
    (兵庫県立がんセンター 乳腺外科 )

     

     

    (ご報告と感想)

    今回は、兵庫県立がんセンター乳腺外科の高尾信太郎先生が

     

    「セカンドオピニョン外来から見えてきたもの」という題で講演して

     

    くださいました。セカンドオピニョンをとる手順について分かりやすく

     

    説明してくださいました。

    セカンドオピニョンは複数の専門家の意見を聞くことで

     

    より適した治療法を患者自身が選択していくべきという考えに

     

    沿ったものです。

     

    そのような行為を患者が行い現在の主治医と良好に関係を築き

     

    治療をしてもらうためには、セカンドオピニョンに行きたいという意思や

     

    目的を明確にし、それを主治医にまず相談して患者自身も勉強をし、

     

    聞きに行った後も主治医と再検討する必要があるということでした。

     

    今回の御講演を聞いて、現在の主治医とのコミュニケーションは

     

    やはりとても重要だと再認識しました。 また、主治医との

     

    コミュニケーションを円滑に進めるためにはセカンドオピニョンの手順を

     

    きちんととる必要があるとも思いました。

     

    とはいっても、実際はセカンドオピニョンを求める状況になった時点で

     

    主治医と良好な関係をすぐに築くことはなかなか難しいのではないか

     

    、とも正直思いましたが、今後の治療、療養について患者・家族と

     

    医療従事者があらかじめ話し合うという

     

    ACP (アドバンスケアプランニング)というプロセスがあるそうです。

     

    このような取り組みは患者がセカンドオピニョンの後に

     

    主治医と検討して治療法を選択していくうえで、

     

    また主治医が患者のことを知りコミュニケーションに役立てる上で

     

    大変有用だと感じました。ACP が多くの医療機関で

     

    広がればよいなと思いました。


    また、再発転移の治療法に関して最善を尽くす治療を

     

    行っていくためにセカンドオピニョンを患者に進める先生も

     

    おられるということを知り、患者側からも主治医と良好な

     

    コミュニケーションをとろうとする姿勢や患者から医師に意思を

     

    伝える努力が必要であると改めて感じました。 

     


    今まで大きな病気をされなかった方は医療に対して

     

    どういう姿勢でいるべきなのかなど考えるきっかけが

     

    なかったかもしれません。実際私自身はそうでしたが、

     

    この患者会で、癌という病気や治療をどのように理解すれば

     

    よいのか、主治医とどのようにコミュニケーションを

     

    とっていったらよいのかなど学ばせてもらいました。

     

    今回の高尾先生の御講演も大変勉強になり感謝しております。

     


    病気に直面している患者さんはたとえご自身のことであっても

     

    精神的に大変だったり体調がすぐれなかったりとなかなか思ったように

     

    行動ができないこともあると思います。そのような際に

     

    ご家族のサポートがあれば大変心強いと思います。

     

    ご家族の方もどうかお気軽に大阪 QOL の会に足を運んで

     

    いただき、患者さんのサポートに役立てていただけたらと思います。 

     

    (患者ボランティア Ishii)

     

     

     

    次回の大阪QOLの会は、2017年6月10日(第2土曜日)です。

    テーマは

    『がんと口腔ケア』

    講 師:瀧田 正亮 先生
    (大阪府済生会中津病院 口腔外科)

    です。

    大阪QOLの会のホームページへはこちらをクリックしてください。

     


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