「乳がんと再発 再発治療」/第92回 大阪QOLの会

0

    講演会『乳がんと再発 再発治療』

    講師:小西宗治先生

       (兵庫県立西宮病院 乳腺外科)

     

     

    雨予報でしたが、予想外の過ごしやすい一日。
    3連休の1日目でしたが、

    多くの方にご参加いただきました。

     

    (ご報告と感想)

    転移・再発乳がんとは…
    ・初めの診断時に

     肺や肝臓などの遠隔転移がある乳がん(=Stage4)
    ・乳がんの治療後に再発した乳がん

    上記の2つであること

     

    そして、

    過去20年に渡る再発部位の分類や
    再発してからの予後についての解説が展開されました。

    温存した部分や近くのリンパ節に限った局所再発の場合と、
    肝臓・肺・脳などの遠隔に再発した場合の
    治療方法と評価方法を解説して頂きました。

     

    治療効果の評価方法は

    固形がんの評価方法の

    ガイドライン(RECIST・WHO)や
    治療の推進グレード(日本乳癌学会)での

    用語の説明も交えられていました。


    用語の説明:
    ・全生存期間=

     OS(Overall Survival)生きている全ての期間
     (評価するのに時間がかかるが)

     具合が悪くても生きている期間


    ・無増悪生存期間=

     PFS(Progression Free Survival)

     薬や治療が効いていて元気でいる期間


    ・奏効率=

     RR(Response Rate)薬や治療が効いている割合

     

    …治療の結果を評価する方法も細かく比較され、

    症状の改善も評価されています。

     

    こうした用語を理解した上で、

    それぞれの乳がんタイプ別の治療法や

    外科手術の適応についての解説と
    作用機序の異なる治療薬の組み合わせなどを比較した
    世界から収集される臨床試験の結果による、

    保険適応の有無や最新の治療方法について

    紹介下さいました。

    画像だけでなく

    血液で検査できる腫瘍マーカーの説明もあり、
    今後、新たな検査方法も開発中であるとの

    期待あるお話もききました。

    情報が満載の講演で、

    私が5年前に乳がんと診断を受けた時よりも
    多くの新しい薬があり、心強くもなりました。

     

    質疑応答では、多くの質問と回答が繰り広げられ、
    「同じ医師でもその時代のトレンドにより

    指示を変えることがある」と
    最新の医療情報を取り入れようという先生方のお話を聞き、
    患者である私たちも、

    前を向いて日々学びたいと思います。

    (患者ボランティア:abe)

     

    次回の大阪QOLの会

    2016年 12月10日(第2土曜日)

    テーマ:「分科会」もしくは「今年のまとめ」

     

    大阪QOLの会のホームページへは

    http://qol-net.com/をクリックしてください。

     

     


    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << December 2017 >>

    selected entries

    categories

    archives

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM