「骨から健康を考える」/第79回 大阪QOLの会

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    「骨から健康を考える」/第79回 大阪QOLの会


    脇田 和幸 先生 (茶屋町ブレストクリニック院長)


    Dr.wakita




    【骨から健康を考える 講演のご報告と感想】


    2014年初めての講演、

    ニュースでは「雪のため外出は控えめに」

    寒い一日でしたが、

    予想より多くの参加がありました。

    脇田先生の講演内容は健康と切り離しては考えられない

    ロコモ(ロコモティブシンドローム)、

    骨の特徴と乳がん治療を受けるうえで気になる骨粗鬆症と・・

    さらに心配な乳がんの骨転移とその症状・治療についての

    講演でした。

    平均寿命が延びているのに、

    介護など無く生活できる健康寿命との差は10年近く!

    健康寿命を損なう原因の一つである運動器症候群

    (=ロコモ)について、

    「ロコモチェック」の実演を交えて楽しいお話でした。

    家族、友人とロコモチェックをしたいと思います。

    そして、体を支える大切な骨の構造と代謝、

    骨が脆くなってしまう骨粗鬆症が

    年齢や生活習慣だけでなく、

    乳がんのホルモン療法や化学療法による要因も

    問題視されていることを説明していただきました。

    骨粗鬆症の予防にちょっと食事に気を配り、

    外に出て体を動かすように心がけよう!・・と、

    思いました。

    また、骨転移の発生や治療については、

    私たちの骨には「破骨細胞」という

    古い骨を溶かして吸収し、

    「骨芽細胞」という新しい骨を形成するという

    代謝の仕組みがあり、

    『がん』は、体を構成する硬い骨を溶かすことのできる

    「破骨細胞」にシグナル伝達をして

    骨に癌が定着するスペースを作ることが解明され、

    この仕組みを利用した治療を含めた解説がありました。

    骨転移についての複雑な仕組みや治療に向けての取り組み、

    乳がん治療のガイドライン推奨グレードの

    概要を知る機会になりました。


    講演後は多くの質疑応答がありました。

    「骨転移と他の腰痛などの痛みの違い」

    『骨転移』検査のひとつである
    「骨シンチグラフィー」検査の頻度について、

    また、整骨院の治療についての疑問など
    『骨から健康を考える』に関連するものの他、
    講演前の『患者会』での話題からの質問がありました。


    複数の先生方の『生の声』聞ける質疑応答を活用するのも、

    ひとつの患者の選択だと思います。

    (患者ボランティア:abe)




    次回の大阪QOLの会は、2014年4月12日(第2土曜日)です。
    テーマ:これからの乳がん治療
    講師 :小西 宗治 先生(兵庫県立西宮病院 乳腺外科)
    です。



    大阪QOLの会のホームページへはこちらをクリックしてください。

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