「大阪QOLの会のあゆみ(記念講演)/医療者とのグループトーク」』/第100 回 大阪QOLの会

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    大阪Q.O.Lの会 100回記念を終えて

     

    平成30年4月14日、毎回参加して下さる方々をはじめ、当日が初めての参加の人達が多く来て下さって、有難く思っています。午後2時からの患者同志のおしゃべり会は、とても盛り上がり、その後の先生方を囲んでのおしゃべり会でも普段は、ゆっくりと聞くことが出来ないような事など、質問がたくさん出て皆様有意義な時を過ごされたと思います。

    脇田先生による「大阪Q.O.Lの会のあゆみ」では会の発足当時から「今」に至るまでのまとめをお聞きして、第1回から出席している私にとって感慨深く、なつかしく、1回、1回を思い出していました。

    初参加の患者さんが患者会の帰り際に今日ここに来て良かった前を向いて、いきますと。6月にもまた必ず参加しますといって、帰ってゆかれました。このように話してくださる方がいてこの会を、続けていて良かったといつも思います。

    この会が100回まで続けてこられたのは、各先生方の勉強会での新しい情報や疑問や悩みを聞いていただけるからだとつくづく感じています。

    世話人の方々も「力いっぱい」Q.O.Lの会のためにそれぞれががんばって下さっています。

    こうして18年余もの間、大阪Q.O.Lの会が続けてこられましたのも皆々様のおかげと感謝しています。これからもQ.O.Lの会が110回、120回と続いていきますよう願っています。

    100回記念を無事に開催できましたこと..本当にありがとうございました。

     

    患者会代表世話人

    堀 早苗

     

    <ご講演のご報告>

    第100回ということで、脇田先生が大阪QOLの会のあゆみに関して講演してくださいました。大阪QOLの会は1999年に発足し、2003年頃からほぼ現在の体制になったとのことでした。大阪QOLの会の医療者世話人の先生方がはじめられた「なにわ乳がんを考える会」は2004年から毎年開催されています。また大阪QOLの会のコンセプト(一人で悩むよりみんなで話そう!、乳がん何でも知りたい!、患者と医療者が共に語ろう!、ひとりひとりのQOLを向上させよう!)は現在に至るまで変わりなく引き継がれています。講演されたテーマを時系列で紹介してくださり、その時どんな薬が認可されてきたのかなども紹介がありました。
    発足当時から先生方が様々なテーマで講演してくださっています。各時期に重要なテーマや新しい治療や薬のこと、患者さんの生活面に関することなど、内容が多岐にわたっており、多方面からサポートして下さっているということを改めて感じられるご講演でした。

     

    患者ボランティア 石井

     

     

     

    次回の大阪QOLの会は、2018年6月9日(第2土曜日)です。

    テーマは

    『リラクゼーションヨガで心身のメンテナンス』

    多田羅 理恵 先生(ヨガインストラクター)

    です。

    大阪QOLの会のホームページへはこちらをクリックしてください。


    「本当に怖い自由診療」/第99回 大阪QOLの会

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      脇田和幸(医師) 茶屋町ブレストクリニック 院長

       

       

       

      (ご報告と感想)

       

      今月の講演テーマは「本当に怖い自由診療」でした。

      私たち患者が受けているのは、公的医療保険制度が適応された検査や治療です。
      しかし、病気が発覚した時、
      健康保険の対象とならない先進医療に頼りたくなる気持ちがなかったわけではありません。

      「ちょっと待った!!」というのが、脇田先生の講演でした。


      いくら海外で効果が認められていても、日本で健康保険の適応となっていなければ
      「自由診療」となり、全額自己負担となります。
      保険対象の治療と、認められていない治療を一緒に行う事を「混合診療」といい、
      保険対象の分も自己負担となります。

      混合診療を受けたことで、それでなくとも高額な抗がん剤が自費になると大変です。


      では、手の出しやすいサプリメントやマッサージなどなら大丈夫か??
      大きな文字で甘い文句。よく見ると隅のほうに「これは個人の感想です」
      こんな商売を「バイブル商法」というそうです。

      わらにもすがりたいとき・・・
      氾濫しているインターネットを鵜呑みにしそうですが、ちょっと冷静に。

      テキストの最後に「情報を見極めるための10か条」を書いてくださっています。
      要は、正しい情報の発信元か、片寄った情報ではないかを見極めてください。
      脇田先生は、病気のみでなく、心やお財布も心配してくださっています。


      困ったり悩んだときは、患者会で病気の先輩方や先生に相談しましょう。
      私たちも、そうして乗り越えてきたのですから。


                            eiko

       

      _____________________________

       

      次回の大阪QOLの会は、2018年4月14日(第2土曜日)です。

      100回記念です。


      ● 記念講演『大阪QOLのあゆみ』

      講 師:脇田 和幸 先生
      (茶屋町ブレストクリニック)

       

      その後、

      ●『医療者とのグループトーク』〜最新の乳がん情報を語り合おう!〜

       

      (参加してくださる先生方)

      脇田和幸(医師) 茶屋町ブレストクリニック 院長
      高尾信太郎(医師)兵庫県立がんセンター 乳腺科 部長
      西田禎宏 (医師)西田クリニック 院長
      宮下勝 (医師) 甲南病院 副院長 森 正夫(医師)大阪府済生会中津病院 乳腺外科 副部長

      箕畑順也 (医師)淀川キリスト教病院 乳腺外科 部長
      椎野育恵  淀川キリスト病院 がん化学療法看護認定看護師
      辻サオリ 神戸大学医学部付属病院 乳がん看護認定看護師


      です。

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      「分科会」/第98回 大阪QOLの会

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        20171209

         

        【感想とご報告】

         

         私は「医療者とのコミュニケーション」

         

        ブースに参加させていただきました。

         

         最初に古谷先生から

         

        最近の医師はコミュニケーションが

         

        上手くとれない人が多くなっている」と

         

        資料を用いてお話がありました。

         

        でも、ある患者さんが

         

        何かあった時に先生がすぐに飛んできて

         

        くれたことがとてもうれしかった」と話され、

         

        その言葉に古谷先生が驚かれていたことが

         

        印象に残りました。

         

        言葉ではない先生の姿に、

         

        うれしさや癒しを感じておられたんだなと思いました。

         

         診療の場での丁寧で分かりやすい説明や

         

        相互のコミュニケーションも大切ですが、

         

        今日は心温まるコミュニケーションの

         

        お話を聴かせていただきました。

                                               

         

        藤本 恭子

         

         

         

        次回の大阪QOLの会は、2018年2月24日(第4土曜日)です。

        いつもと異なる第4土曜日です。ご注意ください。

        テーマは

        『本当に怖い自由診療』

        講 師:脇田 和幸 先生
        (茶屋町ブレストクリニック)

        です。

        大阪QOLの会のホームページへはこちらをクリックしてください。


        「ストレス対処力と精神的健康」/第97回 大阪QOLの会

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          「ストレス対処力と精神的健康ー困難を乗り越える力ー」

           

          profsuzuki

          講 師:鈴木 久美  先生
          (大阪医科大学 看護学部教授)

           

           

          【感想とご報告】

          10 月 14 日、小雨のぱらつく中、 多くの方にご参加いただきました。

           

          鈴木久美先生(大阪医科大学看護学部)によるご講演で 

           

          テーマ「ストレス対処力と精神的健康ー困難を乗り越える力ー」。 

           


          とかく悪いイメージのストレスですが、 意外なことに適度なストレスは 

           

          人間の生活、成長に欠かせないものだそうです。 

           

          ですが、がんの告知、再発・転移など非常に強いストレスを 

           

          受けた場合はどうすればいいのでしょうか。 

           


          そこで、ストレス対処力( SOC=Sence of Coherence ) 

           

          について教えていただきました。 

           

          このストレス対処力とは、

           

          ・わかる感(把握可能感「自分の置かれている状況を理解」)

           

          ・できる感(処理可能感「なんとかなる」)

           

          ・やるぞ感(有意味感「これは人生に意味あることだ」)

           

          この3つの感覚から成り、 この感覚を高めると人生に辛い大変なことが 

           

          起こっても乗り越えることができるという考え方だそうです。 

           


          では、自分の対処力はどれくらいか? 

           

          「 SOC スケール」というチェックシートで確認できます。

           

          質問に答え、点数を加算し、合計点をみる方式です。

           

          (こういうテスト、ちょっと周りの人と盛り上がりますよね) 

           


          また、がん患者さんの場合、 SOC は「健康状態」「精神状態」に 

           

          良い影響を与え、 SOC が高いと「 QOL 」も高まるようです。 

           


          それならば3つの感覚を今からでもアップしたいところです。

           

          その方法についても丁寧にご説明していただきました。 

           

          これらは普段心がけるだけでも、物ごとの考え方、見方を変え、 

           

          前向きになる助けになりそうです。

           

          (気にとまったことを一部あげると

           

          「自分だけではわからない、どうしようもできないことに対しては 

           

          一旦、その問題から離れ、できる事をする。」

           

          「相談事をしたいとき、心を開いて良い相手かの見極め方。」

           

          「人にも頼る、上手に助けを求めるポイント。」

           

          「考え方は幾つになっても変えることができる」などなど。) 

           


          ちなみに前述の SOC スケール、私は 60 点でした。

           

          (日本人の平均は 54 〜 55 点 /91 点満点) 

           

          乳がんに罹患する以前だとも〜っと低い点が出たと思います。

           

          がんになって、自分は多くの人々に支えられて生きているのだと 

           

          実感、感謝するなど、あらためて気づくこともあり、 

           

          考え方が少し変わったのだと思います。 

           


          最後に(あの)ピーコさんのがん体験エピソードも紹介され、 

           

          「がんになったからこそ、豊かにできる人生もある」と

           

          先生からもエールを送っていただいたようでした。 

           


          一番後ろの席から皆さんの後ろ姿を見つつ、

           

          一緒にお話が聞けてよかったと思いました。 

           


          患者ボランティア uenaka 

           

           

           


          「がんと口腔ケア /第96回 大阪QOLの会

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            「がんと口腔ケア  〜口の働きと健康〜」

               瀧田 正亮先生

            Dr,takita

             

             タイトルとは異なり、笑いと健康の関係性で講演が始まりました。

             

            古くより、世界中でユーモアや笑いを述べた思想家達は長寿であったそうです。

             

            健康には、自律神経の調節が大切なのだという事を再認識しました。

             

             

            そして本題。

             

             口の中の細菌は、300〜700種類もあり、

             

            歯垢1喘罎1億個も菌がいるそうです。

             

            歯垢がたくさん残っている場合、

             

            口の中にどれだけの菌がいることになるのでしょうか? 

             

            考えただけでもぞっとします。

             

             その中に身体をむしばむ菌が存在するそうで、

             

            その予防のためにも丁寧な歯磨き(歯垢除去)が重要なのです。

             

            歯垢除去にはローリング法での歯磨きが効果的で、

             

            特に一番奥(親知らず)の側面歯垢が

             

            ローリング法でないと除去できないそうです。

             

            そういえば、歯間は気にしても、

             

            親知らずの側面は気にしたことがありませんでした。

             

             その他、唾液の流出促進に食事をよく噛むこと、

             

            腸内細菌を活性化するために、

             

            楽しく美味しく、色々な種類の食材を食べることが

             

            必要だと学びました。

             

             

            最後に高山植物はなぜきれいなのか?

             

             高山とは紫外線が強い、風がきついなど、

             

            生命活動の条件としては厳しい環境である。

             

            そんな障害を乗り越えたから美しい花を咲かす事ができる。

             

            がん患者も同様。大変つらい思いをし、

             

            つらい治療を乗り越えたからこそ、

             

            他の人にはない美しさがある。  

             

            ・・・瀧田先生説

             

             

            私達は患者会で知識を学び、

             

            お互い情報を交換して助け合って強く根を張って生きています。

             

            そこに瀧田先生から、梅雨の中休みの暖かい太陽光をいただきました。

             

            さあ、ますます輝いていきましょう

                                        eiko

             

             

             

             

             

             

            次回の大阪QOLの会は、2017年10月14日(第2土曜日)です。

            テーマは

            『ストレス対処力と精神的健康』

            講 師:鈴木 久美 先生
            (大阪医科大学 看護学部) 


            です。

            大阪QOLの会のホームページへはこちらをクリックしてください。

             

            また、7月29日(土曜日)には

             

            「第14回なにわ乳がんを考える会」

             

            の開催もあります。

             

            (場 所 : 梅田スカイビルタワーウェスト36階)

             

            詳細はこちらをご覧ください。


            「セカンドオピニョン外来から見えてきたもの」/第95回 大阪QOLの会

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              「セカンドオピニョン外来から見えてきたもの」/第95回 大阪QOLの会

              takao.dr

              講 師:高尾 信太郎  先生
              (兵庫県立がんセンター 乳腺外科 )

               

               

              (ご報告と感想)

              今回は、兵庫県立がんセンター乳腺外科の高尾信太郎先生が

               

              「セカンドオピニョン外来から見えてきたもの」という題で講演して

               

              くださいました。セカンドオピニョンをとる手順について分かりやすく

               

              説明してくださいました。

              セカンドオピニョンは複数の専門家の意見を聞くことで

               

              より適した治療法を患者自身が選択していくべきという考えに

               

              沿ったものです。

               

              そのような行為を患者が行い現在の主治医と良好に関係を築き

               

              治療をしてもらうためには、セカンドオピニョンに行きたいという意思や

               

              目的を明確にし、それを主治医にまず相談して患者自身も勉強をし、

               

              聞きに行った後も主治医と再検討する必要があるということでした。

               

              今回の御講演を聞いて、現在の主治医とのコミュニケーションは

               

              やはりとても重要だと再認識しました。 また、主治医との

               

              コミュニケーションを円滑に進めるためにはセカンドオピニョンの手順を

               

              きちんととる必要があるとも思いました。

               

              とはいっても、実際はセカンドオピニョンを求める状況になった時点で

               

              主治医と良好な関係をすぐに築くことはなかなか難しいのではないか

               

              、とも正直思いましたが、今後の治療、療養について患者・家族と

               

              医療従事者があらかじめ話し合うという

               

              ACP (アドバンスケアプランニング)というプロセスがあるそうです。

               

              このような取り組みは患者がセカンドオピニョンの後に

               

              主治医と検討して治療法を選択していくうえで、

               

              また主治医が患者のことを知りコミュニケーションに役立てる上で

               

              大変有用だと感じました。ACP が多くの医療機関で

               

              広がればよいなと思いました。


              また、再発転移の治療法に関して最善を尽くす治療を

               

              行っていくためにセカンドオピニョンを患者に進める先生も

               

              おられるということを知り、患者側からも主治医と良好な

               

              コミュニケーションをとろうとする姿勢や患者から医師に意思を

               

              伝える努力が必要であると改めて感じました。 

               


              今まで大きな病気をされなかった方は医療に対して

               

              どういう姿勢でいるべきなのかなど考えるきっかけが

               

              なかったかもしれません。実際私自身はそうでしたが、

               

              この患者会で、癌という病気や治療をどのように理解すれば

               

              よいのか、主治医とどのようにコミュニケーションを

               

              とっていったらよいのかなど学ばせてもらいました。

               

              今回の高尾先生の御講演も大変勉強になり感謝しております。

               


              病気に直面している患者さんはたとえご自身のことであっても

               

              精神的に大変だったり体調がすぐれなかったりとなかなか思ったように

               

              行動ができないこともあると思います。そのような際に

               

              ご家族のサポートがあれば大変心強いと思います。

               

              ご家族の方もどうかお気軽に大阪 QOL の会に足を運んで

               

              いただき、患者さんのサポートに役立てていただけたらと思います。 

               

              (患者ボランティア Ishii)

               

               

               

              次回の大阪QOLの会は、2017年6月10日(第2土曜日)です。

              テーマは

              『がんと口腔ケア』

              講 師:瀧田 正亮 先生
              (大阪府済生会中津病院 口腔外科)

              です。

              大阪QOLの会のホームページへはこちらをクリックしてください。

               


              講演会「癌免疫の最近の知見 ストレスとの関係」(2017.2.4.) /第94回 大阪QOLの会

              0

                当日は比較的暖かな冬の一日となり、

                多くの方が足を運んでくださいました。

                 

                今回はテーマは「癌免疫の最近の知見 ストレスとの関係」。

                古谷義彦先生による講演です。


                 

                まずは体内には免疫系の細胞があり

                その種類、異物排除などの働きとしくみ、

                また、この免疫細胞の働きを阻害する物質についてなど

                新しい情報を含め詳しく熱心にご説明していただきました。

                 

                (余談ですが、自分にとって高度な内容となるか所は

                後で読み返すのに当日配布の資料が役立ちます。)

                 

                中でも興味深かったのは本講演の要でもある

                「乳がんとストレスと免疫」についてのお話です。

                 

                体内にはストレス誘導遺伝子・ATF3遺伝子があり

                私たちに持続的にストレスがかかると

                (=キラーストレスと言われる)

                このATF3遺伝子のスイッチが入る。

                すると免疫細胞は減少したり、

                がん細胞を攻撃する働きを止めたりするらしい。

                 

                乳がんとこの遺伝子の関係を調べたところ(Dr.Hai<米国>による)、

                ATF3遺伝子の発現率が低い人の方が予後が良いという

                結果が出たということです。

                 

                このATF3遺伝子のスイッチは一時的に入ってもまた切れます。

                ではスイッチを切る方法は?

                原因となる持続的ストレスをなくすこと。

                 

                具体的には例えば、体幹ストレッチ、ヨガ、太極拳、腹式呼吸。

                気分転換のために瞑想、パズル、おしゃべりなどが有効だそうです。

                古谷先生ならではのおすすめは「難しい本」!

                (眠くなりますものね・・・z z z

                 

                普段ちょっと気をつけて、自分に合うことからやっていきたいですね。

                 

                身体と心を整えることは、がんに限らす、

                健やかに過ごすためのカギなんだな・・・と感じました。

                 

                患者ボランティア uenaka

                 

                 

                次回の大阪QOLの会は 2017年4月8日(第2土曜日)です。

                テーマ:「セカンドオピニオン外来から見えたもの」

                講師 : 兵庫県立がんセンター 乳腺外科 高尾信太郎先生


                「2016年 今年のまとめ」/第93回 大阪QOLの会

                0

                  今回は1年間の講義のまとめでした。
                  辻先生の講義以外は、脇田先生と古谷先生が代弁して下さいました。

                  脇田先生の内容は、症状がある場合と症状がない場合の
                  検診種類の違いについてでした。

                  市民検診と個人検診の違い。

                  メリット・デメリット。

                  ここに出席されている方は、

                  皆さん疾患を経験されている方ばかりですが、
                  経過が長くなってくると、受診間隔が開き、誰もが心配になります。
                  病院によって、医師によってフォローアップの頻度が異なりますが、
                  理由を知ったので安心しましょう。

                   

                  辻先生の「乳がんになってもあなたらしく」では、
                  リンパ浮腫の予防と対策を詳しく教えていただきました
                  具体的な内容で、すぐ実践できそうです。

                   

                  なにわ乳がんの会で講演いただいた
                  近大附属病院の小山先生と広島市民病院の大谷先生の内容は
                  「エンド・オブ・ライフで良いケアを受けるために」と
                  「乳がん診療におけるアドバンスケアプランニングとは」でした。
                  両方聞きなれない言葉ですが、自分の悩み・生活上の困難など、
                  何を大切にして生活したいか。
                  また、家族が旅立たれた後に後悔しないよう、
                  患者さん自身のため・家族のためのいい準備
                  そのために各病院に設置されている「がん相談支援センター」
                  「乳がん認定看護師」「外来看護師」などに、
                  「私の悩みを聞いてくれる場所はありませんか?」と
                  声を出してみましょう。とのことでした

                  税金払っているんだから、社会資源は活用しましょうね。

                   

                  小西先生の「乳がんと再発」
                  再発乳がんの治療3本柱 と 閉経前後のホルモン剤の違いは
                  大変わかりやすく印象的でした

                  参加者の半数が初回参加の方だったので、1年間のまとめで
                  良かったのではないかと感じました


                  患者ボランティア eiko


                  「乳がんと再発 再発治療」/第92回 大阪QOLの会

                  0

                    講演会『乳がんと再発 再発治療』

                    講師:小西宗治先生

                       (兵庫県立西宮病院 乳腺外科)

                     

                     

                    雨予報でしたが、予想外の過ごしやすい一日。
                    3連休の1日目でしたが、

                    多くの方にご参加いただきました。

                     

                    (ご報告と感想)

                    転移・再発乳がんとは…
                    ・初めの診断時に

                     肺や肝臓などの遠隔転移がある乳がん(=Stage4)
                    ・乳がんの治療後に再発した乳がん

                    上記の2つであること

                     

                    そして、

                    過去20年に渡る再発部位の分類や
                    再発してからの予後についての解説が展開されました。

                    温存した部分や近くのリンパ節に限った局所再発の場合と、
                    肝臓・肺・脳などの遠隔に再発した場合の
                    治療方法と評価方法を解説して頂きました。

                     

                    治療効果の評価方法は

                    固形がんの評価方法の

                    ガイドライン(RECIST・WHO)や
                    治療の推進グレード(日本乳癌学会)での

                    用語の説明も交えられていました。


                    用語の説明:
                    ・全生存期間=

                     OS(Overall Survival)生きている全ての期間
                     (評価するのに時間がかかるが)

                     具合が悪くても生きている期間


                    ・無増悪生存期間=

                     PFS(Progression Free Survival)

                     薬や治療が効いていて元気でいる期間


                    ・奏効率=

                     RR(Response Rate)薬や治療が効いている割合

                     

                    …治療の結果を評価する方法も細かく比較され、

                    症状の改善も評価されています。

                     

                    こうした用語を理解した上で、

                    それぞれの乳がんタイプ別の治療法や

                    外科手術の適応についての解説と
                    作用機序の異なる治療薬の組み合わせなどを比較した
                    世界から収集される臨床試験の結果による、

                    保険適応の有無や最新の治療方法について

                    紹介下さいました。

                    画像だけでなく

                    血液で検査できる腫瘍マーカーの説明もあり、
                    今後、新たな検査方法も開発中であるとの

                    期待あるお話もききました。

                    情報が満載の講演で、

                    私が5年前に乳がんと診断を受けた時よりも
                    多くの新しい薬があり、心強くもなりました。

                     

                    質疑応答では、多くの質問と回答が繰り広げられ、
                    「同じ医師でもその時代のトレンドにより

                    指示を変えることがある」と
                    最新の医療情報を取り入れようという先生方のお話を聞き、
                    患者である私たちも、

                    前を向いて日々学びたいと思います。

                    (患者ボランティア:abe)

                     

                    次回の大阪QOLの会

                    2016年 12月10日(第2土曜日)

                    テーマ:「分科会」もしくは「今年のまとめ」

                     

                    大阪QOLの会のホームページへは

                    http://qol-net.com/をクリックしてください。

                     

                     


                    「私の乳がんとの向き合い方」/第91回 大阪QOLの会

                    0
                      『私の乳がんとの向き合い方』

                      toyoshima2
                      豊島 美雪 氏 (ラジオパーソナリティー)


                      (ご報告と感想)

                      2016年6月11日



                      6月11日に行われた患者会は、

                      45名(内、初めての方15名)の方に

                      参加して頂きました。

                      前半は6つのグループに分かれ、

                      そこに私たち患者世話人、

                      看護師が加わって、

                      グループトークを行ないました。



                      若い世代の方からは

                      ・毎日通わなければならない

                      放射線治療時の子供の預け先に困る

                      ・低年齢の子供に病気のことを

                      どのように伝えるか悩んでいる



                      術後間もない方からは

                      ・治療に関する悩みや

                      術後の体調についての不安

                      ・ウィッグや脱毛に関する悩み



                      比較的年齢の高い方からは

                      ・再発や遺される家族に対しての不安



                      などのお話しがあり、

                      皆で話し合いました。



                      後半は、

                      ラジオパーソナリテイーとして活躍されている

                      豊島美雪さんの講演会です。

                      乳がんになっても明るく前向きに!

                      という気持が溢れるお話しをして頂きました。



                      *良くも悪くも人生は五分五分、

                      思い立ったらスグ行動!

                      *病気=不幸じゃない!

                      悪い結果が出ても、

                      そこから最善の方法を考える。

                      *人は楽しむために生まれてきたはず!

                      嫌なことを考えるより、

                      ニコニコ笑って過ごし、

                      人生を謳歌しよう



                      という豊島さんからのメッセージは

                      私たち乳がん患者はもちろん、

                      QOL世話人の先生方にも

                      心に響く内容だったようです。



                      そうそう

                      豊島さんがおっしゃっていた

                      「寝たらリセット、

                      毎朝生まれ変わった自分に

                      巡り合ってリフレッシュ!」という

                      イメージで生きているという考え方、

                      私も実践したいです。



                      患者会ではこのように、

                      講演会やグループトークで

                      お話しする機会を設けております。

                      若い世代の方、これから治療を

                      始められる方はもちろん、

                      治療が落ち着いて元気に過ごされて

                      いる方にも、

                      ぜひ参加して頂きたいと思っています。

                      (担当: Oda )




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